2010年3月 8日
阿蘇山の気候
気候は平地と同じく太平洋側気候に属するが、夏季冷涼・冬季厳寒である。温暖な九州地方にもかかわらず、特に海抜の高い山頂では亜寒帯湿潤気候(D 冷帯)寄りの気候である。冬の訪れがかなり早く例年11月初頭から中旬頃に初雪を観測し、12月に入ると本格的な冬となる。
年間平均気温は7℃・夏季の平均気温は約20℃、8月の平均最低気温は15℃、冬季の平均気温が-3℃、1月の平均最低気温は約-6℃とそれぞれ九州の他地域と比べると大幅に低い。気温は-10℃未満の日も珍しくなく、寒気の接近や冷たい空気に覆われた場合は、-20℃前後まで達することがある。最高気温0℃以下の真冬日が30日以上と多い。積雪は多いところで100cmを超えるものの、豪雪地帯には指定されていない。
標高が1,000m以上と高いため、夏場でもこれまで真夏日を観測したことは全く無い。(最高気温の記録は1956年8月4日に観測された29.7℃。)また、避暑地としても利用できる。朝は最低気温が真夏でも15℃以下と涼しく、時には11℃未満の一桁まで下がり寒さを感じることがある。
カルデラ火山としての阿蘇
更に大きい範囲では30-9万年前に発生した4回の巨大カルデラ噴火により形成された阿蘇カルデラがある。その大きさは世界最大級と言われる。カルデラを取り囲む外輪山も阿蘇火山に含まれ、東西約18km・南北約25kmに及ぶ。カルデラを見下ろす大観峰などは、カルデラ噴火前の火山活動による溶岩とカルデラ噴火による火砕流堆積物(溶結凝灰岩)でできた山である。
カルデラ盆地は中央火口丘によって南北に二分され、北を阿蘇谷、南を南郷谷という。阿蘇谷は阿蘇市に、南郷谷は阿蘇郡高森町および南阿蘇村に属する。阿蘇谷には、熊本と大分を結ぶJR豊肥本線が通り、その立野駅から分岐する第三セクター・南阿蘇鉄道が南郷谷を走っている。
カルデラ内で村や町が発展し「カルデラの中に住んでいる」というのは阿蘇山を知らない人達にとっては驚きである。
火砕流台地の範囲
9万年前の巨大カルデラ噴火による噴出物は600km³(ほぼ富士山の山体全部の大きさ)以上に達し、火砕流は九州の半分を覆ったと推定されている。特に厚く堆積した地域では火砕流台地となって残っている。この台地は九州中央部に広く分布し、緩やかに波打つ平原を形作っている。周辺自治体の宮崎県西臼杵郡高千穂町や大分県竹田市などもその中に入る。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
阿蘇山の噴火口の様子を見に行ってみたいです。
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